mihoboshi processor

あんなことこんなこと

びえ〜ん。

12月1日に(笑)、勤務先のグループによるインフルエンザの予防接種を受けてきた。自由希望とのことだが、ほぼ強制的である。予防接種を放棄し、インフルエンザにかかって、仕事を休むなんてことがあったら、どれだけ恨まれることか・・・。
(我々の仕事は、ある意味、本当に危険極まりない。風邪患者に、30cmの至近距離で会話をする。風邪菌あびまくりだ。患者がゴホゴホ咳をしても、避けることなく、顔色一つ変えることなく、投薬を続行する。)
体温が少々高めだったが、そのせいで、投与が見送りになんかなったら、面倒なので、多少ごまかした体温で、接種者の列に並ぶ。
みんな、よく自分の腕に針が刺さっている状況を、みつめてられるな〜、なんて感心していたら、あっと言う間に私の番がきた。
往生際が相変わらず悪い私は、なかなか自分の腕を出さない・・・。何のために注射に来たのやら・・・。
「もうちょっと、こっちに来て」と当然のことを言われ、しぶしぶ半歩前へ。
直立不動の私に、「左手を腰に当てたほうがいいかもよ」と、優しく声をかけてくれる看護婦。まったく注射を初めて体験する人の様に、細かく指導され、スムーズだった接種者の流れを一気に崩した。
「ちょっと、チクッとしま〜す」とお決まりの言葉をかけられて、ウイルスを取り入れた。大人な感じで受けていたつもりだが、相当顔が歪んでいたのか、「そんなに痛い?」と看護婦に心配されるほどだった。
終わった瞬間から、自分の左腕を一番可愛がるように「よしよし、よく頑張ったね〜」と軽く声をかけ、職場に戻る。ごった返す薬局で、10分も腕をいたわる時間なく、調剤室を駆けずり回る。30分は安静のはずなのに・・・。
いつもは、何気なく乳鉢を左手で持っているが、今日は頑張った私の左手には重すぎて、右手で持って一日の勤務終了。