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あんなことこんなこと

それぞれの帰る場所

新潟に高校からずっと仲良くしている友達がいる。
とってもかわいいのに嫌味なく頭脳明晰。
学生時代は、いつも宿題をやっていかなかった私に授業前、ノートを見せてくれたり、月に一回の全校集会をどうやって抜け出せるかという私の話を微笑みながら聞いてくれたり。
社会人になってからは、私が地元新潟に戻ると彼とのデートの日にちをずらしてまで一緒に遊んでくれた。
飲んだときに、二人で泣いたこともあったっけ。
彼女も結婚して。
そんな素敵女子を捕まえた旦那さんの周りからは、いっつも「本当にこいつでいいの?」って言われている私の友達。
私も最初は思っちゃった。ごめんね。
でも、その夫婦におじゃまして飲む機会があるのだけど、それはそれはとっても居心地のいい空間で。
彼女達のやり取りを見ているのがいい酒肴になったり^^
そんな彼女から、妊娠したとのメールをもらった。
なんかね(素直に喜べないんでしょ?ってある人に言われたけど、全然逆!)、嬉しくって、めったにないことなんだけど、泣いたよ。
この人!と決めて、その中で人生を心の底から楽しんでいる友達。
こんな風に愛されてる中にどっぷり浸かって生きていくのもいいのかもしれないね。
きっと彼女に「帰る場所は?」って聞いたら、
「彼のところ」って迷わず言うんだろうな。
こんな感じで誰でも帰る場所はあるんだろうな。
その場所が自分自身だったとしても、帰る場所は場所ということでいいかぁ。