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あんなことこんなこと

闘争心

テニスのゲームに勝つためには、ある程度の闘争心が必要かもしれない。
今日のレッスンで、ある男性が、私の順番をとばしてコートに入った。
まぁ、おっちょこちょいだなぁ的に思ったけど、よく考えると、本来の順番で入ると、今日からこのクラスに上がってきて、なかなか上手いとはいえない人とペアを組まないといけないことを考えてのようにしか思えなかった。
にゃろ!
レッスンでそんなことを考えたこともなかったわ。
もし、自分よりうまくない人と組んだとしても、それはそれでカバーすることが楽しかったり、って、テニスで食べてるんじゃないんだから、「あいつ〜!」と怒りを背負ってコートに入った。
私のリターンを返すのは、あいつ。
もう、思いっきり打とうと思った。
これまでの、『ミスはしない!オーバーはあっても、ネットはしない!』は今回ばかりはおいておいて、
インパクトをとにかく、しっかり、フォロスルーで力を抜かず、球を抑え、いけーっ!
私の中では、スマッシュ並に力を使った。
みごと、あいつのラケットを弾いて(ラケットのフレームに当たったのかな?)、ボールは、あいつの後ろに飛んでいった。
っしゃ!
次は、そこまでの初球打ちは狙わず、リターンに角度をつける!
・・・と思ったけど、あいつは私のさっきの球でちょっと闘志に火が付いたらしく、ネットスレスレの短く角度のあるショットを打ってきた!
んんんーーーっ!走れー!私っ!
コーチさえも、取れないだろうと諦めていた様なその球を打ち返し、なんとかコートに入れ、ボレーヤーに取られてしまったけど、それを奇跡的にまた拾えて、ポイントゲット!
っしゃっしゃ!!
ということで、4-1で勝った私は、あいつに背を向けて(ここは小心者)、床に向かってドヤ顔してコートを出た。
満足な、一週間の〆テニス。