mihoboshi processor

あんなことこんなこと

彼女が泣いた日

今日、事務員を怒った。
みんなに注意をしたのだけど、彼女には怒った。
彼女と休憩が同じになって、そこでも怒っ・・・というより、ここまでくると、私が凹んだ。
なんで私をわかってくれないのだろうか、なんでこうなってしまったのか、と、彼女の前で落ち込みながら、放心状態でうどんをすすっていたら、彼女が泣いた。
彼女は、「私は、いいんです。いつもちゃんとした理由があって私を怒ってくれるので、心から反省しなければならないことですし、いくら怒られても仕方ないことなんです。でも、自分が不出来で、mihoboshiさんが苦しんで落ち込んでいるのを見たら、涙が止まらなくて。mihoboshiさんの落ち込む姿・・・ヒクッッッ」と。
これまで何を怒っても、涙なんて見せなかった彼女が、落ち込んでた私の姿を見て流した涙。
彼女は、私が彼女を気に入っていることを知っている。
何か大きなミスをして、怒って、それでも私は彼女を好きだということを本人には十分伝えてきたからだ。
そんな雫な彼女に、今日も私の想いはMAXに伝えてきた。
ここまでしても、私はあなたを人として好きだということ。
怒った次の瞬間から、あなたに仕事を頼むのは、あなたに仕事を頼みたいから。
あなたが原因で怒っているのに、あなたに相談している私がいること。
十分に評価すべき人であり、周りもそう判断しているんだ、ということ。
私の右腕となって、絶対に手放したくない人であるということ。
同職の薬剤師ではなく、私は事務員のあなたを選ぶということ。
とにかく、私は彼女から溢れてくる涙に比例して、想いをどんどんそのままに伝えた。
その想いも彼女に届いたことは十分に伺えた。
泣き止んだ彼女に聞いてみた。
「いつも私が何か言っているけど、Fさん(彼女の名前)は私に何かある?」と。
すると、言いにくそうに、
「実は、最近水曜日にmihoboshiさんがいなくて・・・(私、週に一回、往診同行してまして)、薬局が締まらないんです・・・、生意気なことを言ってすみません・・・」と。
私が店舗にいてくれ、と?
彼女のこの言葉で、同行は今後一切他の者に行かせること確定。


私と彼女の、今日のこの一時間は宝物。
それにしても、ごめんね、まさか泣かせるつもりじゃなかったんだ。