一年前のあの時間。
いつものようにごった返した中での業務で、テレビに映る炎をどこかの火事のニュースか、とチラ見で思ったくらいだった。
だけど、いつまでもその画像をずっと流しているから、ただことではない？
と思ったけど、それを最初からテレビで見ている患者さんもいたのに、
「急げ」だの「なんで私の方が後に呼ばれるんだ」の苦情プラス通常業務。
まさかの出来事に気づくのも遅かった。
金銭的に寄付をした。
それも上限がないから、私も生活があるし、同社の東北スタッフに、使い道が目に見える感じで寄付をしたということに留まった。
どんなに悲しく思って、どれだけどうすべきかを話し合っても結局は当事者にはなれない。
だけどもとても悲しく思うし、どうすべきかを話し合っている。
